知的財産検定の資格

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知的財産管理技能検定の試験内容

知的財産検定は2004年から知的財産教育協会によって実施されていました。

しかし、2007年10月31日の政令改正により2008年3月で知的財産検定は修了し、

国家検定として知的財産管理技能検定が2008年7月に実施予定となっています。


この知的財産管理技能検定は、知的財産検定に知的財産管理職種が追加されたもので、

国家検定へ移行後も知的財産検定の認定・合格者についてはその実績は有効となり、

知的財産検定から知的財産管理技能検定への移行措置として特例講習の実施が予定されています。


知的財産管理技能検定には1級、2級、3級があり、知的財産検定の1級及び準1級の認定を

受けている人は1級に、2級及び準2級の認定を受けている人は2級に該当することとなります。

知的財産管理技能検定の出題範囲と合格レベル

知的財産技能検定は3級〜1級までのレベルがあり、1級と2級を受験するためには、

特許や商標など知的財産に関する実務経験が必要で、1級の実技試験は

学科試験の合格者だけが対象となります。


3級に関しては以前の知的財産検定にはなく、出題範囲などの情報もまだありませんが、

1級と2級は知的財産検定と同程度の試験レベルになるようです。


2級の出題範囲は知的財産法全般及び独占禁止法、民法等で、知的財産権に

関する事例から問題を発見する力を問われる内容です。


1級の出題範囲も知的財産法及び独占禁止法、民法等ですが、

こちらは知的財産に関するエキスパートが持っているべき、より専門性の高い知識が要求され、

知的財産権に関する事例から問題を解決していく力が問われる内容になっています。

【知的財産管理技能検定】 資格取得によるメリット

今まで知的財産関連の国家資格は弁理士だけでしたが、

国家検定となった知的財産管理技能検定に合格すれば、弁理士に続いて

国に認められた知的財産のプロになることができます。


2004年に前身の知的財産管理検定がスタートして以来、有名企業が資格取得を

奨励するほど有望な資格として注目を浴び続けてきた知的財産検定。

国家資格となった今後は、ニーズの高まりと共に益々注目されていくことでしょう。


知的財産管理技能検定の国家資格を取得することによって、

リスクマネイジメント能力が高上し、経営戦略策定に必要な知的財産に関する雄として

企業等でキャリアアップしていける他、就職や転職の際にも自己能力を

証明できる資格として一目おかれることは間違いありません。


社会的なニーズも高く幅広い活躍の場が期待される資格です。

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